売上アップと患者満足度向上を両立する経営ノウハウ|勤務医から開業医まで、歯科医師の働き方・臨床技術・開業準備・医院経営を学べる総合メディア|歯科成功大全

売上アップと患者満足度向上を両立する経営ノウハウ

こんにちは、医療法人隆歩会あゆみ歯科クリニックの院長、福原です。

歯科医院の経営において、「売上アップ」と「患者満足度の向上」はしばしば相反するテーマだと思われがちです。売上を追求すると無理な自費治療の提案をすることになり、患者様の不満を招くリスクがあるからです。

しかし、実際には「売上の増加」と「患者満足度の向上」は両立可能なテーマです。本記事では、この2つを同時に実現するための経営ノウハウを具体的な事例とともに紹介します。患者様にも、スタッフにも、そして医院にもメリットのある経営手法を一緒に見ていきましょう。

売上アップと患者満足度が両立できる理由

売上を増やすために、無理な自費治療の提案や高額な治療を勧めてしまうと、患者様の信頼を失い、リピート率の低下につながります。

しかし、以下の観点から、売上と満足度を両立することは可能です。

患者様の「納得感」が重要

無理に治療を押し付けるのではなく、患者様が自ら選びたくなるようなカウンセリングを行えば、自然と自費治療の契約率が向上します。

定期検診のリピート率を高める

新患獲得にかかるコストは、既存患者様の再来院を促すコストの5倍以上とも言われています。既存患者様の満足度を高めることは、安定した売上を生むことにつながります。

信頼が口コミや紹介を生む

患者様の満足度が高まると、自然と口コミや紹介が生まれ、新たな患者様の来院につながります。

売上を伸ばすための3つの基本戦略

自費治療の拡大

自費治療の推進は、医院の収益性を高める大きな鍵です。ただし、無理に売り込むのではなく、**「患者様が選びたくなる提案」**を行うことが大切です。

事前のカウンセリングを強化:患者様の不安や疑問に丁寧に答えることで、信頼を獲得します。

ビフォーアフターの写真を提示:患者様は実際の事例を見て、治療の効果を視覚的に理解することができます。

リコール率の向上

リコール率を高めることは、売上の安定化に直結します。リコールを強化する方法は以下の通りです:

リマインダーの送付(LINE、メール、ハガキなど)

リコール専任スタッフの配置:リコール業務に専念するスタッフを配置することで、業務効率が向上します。

新患獲得のためのマーケティング強化

新患の獲得は売上増加の基本です。次のような取り組みを行いましょう:

SEO対策:地域名と治療内容のキーワードを盛り込んだホームページ作成

SNS活用:InstagramやFacebookで症例写真を定期的に投稿し、新規の患者様にアピールする

患者満足度を向上させる5つの取り組み

カウンセリングの質を向上させる

患者様は、何が行われるのか、治療費がいくらかかるのかを知りたいと思っています。

不安を解消するためのカウンセリングルームの設置

費用の明確化:治療費を事前にわかりやすく伝えることで、患者様の安心感が高まります。

スタッフの接遇を強化する

患者様が医院の満足度を評価する上で、受付の対応が大きな影響を与えます。

笑顔での対応

丁寧な説明

適切な待ち時間の管理

院内環境の快適性を向上

清潔感のある診療室や待合室

雑誌やウォーターサーバーの設置

アロマやBGMを使ったリラックス空間の提供

待ち時間の短縮

患者様は待ち時間が長いと、ストレスを感じやすいです。

予約管理の徹底(オンライン予約システムの導入)

スタッフの適切な配置によるスムーズな診療フローの構築

治療後のフォローアップ

治療が終わった後のフォローも重要です。メールやLINEで「その後の状態はいかがですか?」といったメッセージを送ることで、患者様との信頼関係が深まります。

両者を両立するための成功事例

事例1: リコール率80%を達成した医院

定期検診のリマインダーを、ハガキ・LINE・電話の3つの手段を活用して実施。リコール率が80%に達し、売上の安定化に成功しました。

事例2: カウンセリング重視の医院が自費治療率を大幅向上

カウンセリング専門のスタッフを配置し、患者様の不安を徹底的に解消。これにより、自費治療の契約率が30%向上しました。

事例3: SNSを活用して新患を増やした医院

Instagramで症例のビフォーアフターを投稿し、新患数が前年比150%増加しました。特に、20代〜30代の患者様が増加しました。

まとめ:持続可能な経営のための一歩

売上を伸ばしながら患者様満足度を向上させることは可能です。

自費治療の提案は、患者様の「納得感」を大切にする

リコール率を向上させ、安定した売上基盤を築く

新患の獲得にはデジタルマーケティングを活用

これらの取り組みを通じて、「売上アップ」と「患者満足度向上」の両立が実現します。明日から取り組めるポイントがあれば、ぜひ試してみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

増患・マーケティングを見直したい院長先生へ

集患の課題を、無料の「歯科医院経営チェック表」で整理しませんか?

増患や自費アップの施策を増やす前に、医院の現状と次に見直すべき経営テーマを確認できます。公式LINEに登録すると、このチェック表を含む無料3大特典をすべてご覧いただけます。

経営チェック表の内容を見る

福原 隆久のプロフィール画像

歯科医師・歯学博士/医療法人隆歩会 理事長

福原 隆久

歯科医師・歯学博士、医療法人隆歩会理事長。29歳で開業し、現在は6医院、歯科医師15名、スタッフ総勢約120名の組織を運営。大阪歯科大学口腔衛生学講座非常勤講師、日本口腔衛生学会認定医、IDIA専門医。臨床・採用・教育・歯科医院経営の実践知を発信している。